東京で気ままに生きる

誰よりも東京が好き。そんな筆者が東京での暮らし(食、住、仕事、育児、お金、趣味)について徒然と語ります。

風邪を引いたら無理に仕事せず、とにかく休むことが大切だと改めて思った話。

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毎日、まだ少し寒かったり、蒸し暑かったりする日々が続いていますが、皆さんお元気に過ごせていますでしょうか。

 

私はというと、前回の記事を書いてから3週間程ブログの記事が書けていませんでした。仕事が繁忙期でめちゃめちゃ忙しかった上に、夏風邪を引いてしまい、しかも仕事を休めなかったことで風邪を悪化させてしまって、(まさにノドや鼻が)非常に辛い日々でした。

 

体調を崩して改めて、健康でいることの素晴らしさ、無理をし過ぎないことの重要性について思うことがあったので、今日はそのことについて書いてみたいと思います。

 

 

健康でいることの素晴らしさ

 

健康でいることは、ものすごく素晴らしいことです。ただ、それは失ってみて初めて気が付くよさなんですよね。

 

私は普段自分の仕事も子育てもどちらも全力投球で楽しみながらやっているのですが、流石に体調が悪いと余裕がなくなり、人との会話もぶっきらぼうになりがちです。子どもにも怒りっぽくなってしまいますし。

 

また、食事が何よりの楽しみで食べたり飲んだりするのが大好きなのですが、ノドが痛かったり、鼻がグシュグシュだと、食べること自体苦行に思えてきたり、何よりも体調が悪いと元気がなくなって起きている事すら辛くなったりします。

 

当たり前のことではあるのですが、私たちが普段楽しいと感じたり、好きだと感じたりすることができるのは、やっぱり体の調子がいい、健康だからそう思えるということが大前提としてあります。

 

このため、体の調子を崩してしまうと、今まで当たり前だったものが急に当たり前でなくなってしまって、なんだか別の世界の慣れない生活に突然迷い込んだかのような戸惑いを覚えるのです(けれども、こうした感覚って健康になるといつもケロリと忘れてしまうのです。)。

 

無理せず休むことの重要性

 

今回、風邪を引いてしまった要因は明確で、睡眠不足の日々が続いて体の免疫力が落ちていたことに間違いありません。とにかく今は繁忙期なので、本来休みのはずの週末も含めて働く時間が増えている中、流石に仕事も子育ても全力投球し過ぎていたように思います。

 

風邪を引いて最初にやったことは、とにかく病院に行く時間を確保することでした。たまに風邪を引いても病院に行く時間がないから言って仕事を休むことに躊躇する人もいますが(かつての自分がそうでした)、餅は餅屋、病院に行って診てもらった上で薬をもらい、治すことに集中する方が圧倒的に回復が早いです。

 

今回も風邪を引いて体調がおかしいということが分かった瞬間に、その日の夕方に自分の出席が必須の外部の方との打合せが入っていたのですが、同僚にその対応をお願いさせてもらった上で、すぐに早退して病院に行かせてもらいました。

 

自分の健康は自分で守る

 

会社員をしていると、やっぱり休みづらい瞬間というものはあります。自分が早退した状況も繁忙期だったため、職場全体が1分1秒が惜しいという状況にありました。ただ、そうした状況でも、早退して必ず病院に行こうと思えたのは、以前過労死で同僚をなくした経験を持つ上司から、「自分の健康は自分で守るしかないからね。会社はいざとなったら、自分の体のことは守ってくれないからね。」というアドバイスを思い出したからでした。

  

世の中には、「皆んな頑張っているから自分も頑張らないといけない。」とか「自分がいないとチームが回らない。」という使命感を持って仕事をし、体調が悪くても無理を教えて出勤して仕事をしてしまう方々がたくさんいます(私の周りにもたくさんいます)。

 

そうした使命感は素晴らしいものですし、本当に休めない状況があるということもよく分かります。けれども冷静になって考えてみると、自分の体調を崩してまで果たさなければならない役割というものは、それ程多くないように思います。また、自分の代わりはいないからといっても、会社は組織のため最後はやっぱり何とか辻褄を合わせる事ができます。

 

他方で、家族にとっては自分はたった一人の存在です。特に子どもにとっての親としての自分の代わりを務められる人は、この世の中に存在していません。共働き夫婦として子育てをしながら生きていくためには、自分が倒れるわけにはいかないのです。

 

厚生労働省の過労死等防止対策白書によると、2017年の自殺者数は21,321人、またそのうち勤務問題を原因・動機の1つとする自殺者の割合は9.3%だそうです*1

 

単純計算だと年間約1983人もの方が仕事を原因として自殺するに至っています。もちろん、自殺に至る勤務問題の原因は健康問題に限定されないのでしょうが(例えばパワハラなど)、健康はすべての人間活動のエネルギーの根本となるもののため、出来るだけ多くの人が体調が悪くなれば無理をせずに、まずは休んで欲しいと切に願います。

 

番外編:風邪に効く食べ物

 

個人的にはとにかく休んで寝るのが一番だと思うのですが、私の風邪はいつもノド風邪から始まるので、初期の対策には、暖かい紅茶にハチミツをたっぷり入れた飲み物を作ってよく飲みます。というか風邪引かなくても普段から飲んでいるのですが、とにかくこれがノドが温まって美味しいのです。

 

 

 

そのほか、風邪を引いている期間は、マスクをして龍角散のど飴をひたすら舐め続けるということもよくやります。これも効く効かないというよりは、おまじないのようなもので、個人的にとにかく龍角散のど飴が好きなのです。

 

龍角散 龍角散ののどすっきり飴袋 88g×6袋

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龍角散 龍角散ののどすっきり飴120max袋 88g

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風邪を引いたら無理して仕事せずに、とにかく休む事が大事だよ、というお話でした。だからやっぱり東京が好き。今日はこの辺で。

 

*1:平成30年版過労死等防止対策白書 p28 

https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/karoushi/18/dl/18-1-4.pdf