東京で気ままに生きる

誰よりも東京が好き。そんな筆者が東京での暮らし(食、住、仕事、育児、お金、趣味)について徒然と語ります。

ワニガメって何?子どもがワニガメを見たいと言い出したら、都内のどこの場所で見られるのか?

Alligator Snapping Turtle

 

皆さん、ワニガメって知っていますか?「エビ」と「かに」を合わせて「エビかに」と呼ぶように、「ワニ」と「カメ」を合わせて「ワニガメ」 と呼ぶと思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし「ワニガメ」は「エビかに」とは次元が違うのです。「ワニガメ」という生き物がいるのです。こんな生き物いたのかという感じでカッコ良いのです。あなたの周りの大切な人が突然ワニガメを見たいと言い出したとしても心配することなかれ、都内、それもなぜか渋谷区の植物園でワニガメが見れちゃいます、というお話です。

 

 

 

子どもがワニガメを見たいと言い出したら

とある日の保育園からの帰り道。愛しい我が子が唐突に「ワニガメが見たい!」「ワニガメに会いたい!」と言い出しました。ワニガメの存在を知らなかった私は、「そうかそうか、ワニとカメが見たいのね、分かった。次のお休みに見に行こうね。」とその場では受け流しましたが、子どもはなんだか不満顔。その後「イルカ恐竜」も見たいと言っていたので、動物の名前を続けていうのがブームなのかと思っていました。ところが、翌朝子どもから改めて「ワニガメが見たい」と真剣なまなざしで言われました(朝の時間がない中で)。

 

これはきっと何かあるぞと思って、Google先生に聞いてみたら、出てきたのがWikipediaの冒頭の写真。

 

ワニガメ:ワニガメ(Macrochelys temminckii)は、カメ目カミツキガメ科ワニガメ属に分類されるカメ。現生種では本種のみでワニガメ属を構成する。

 

そう、ワニガメは「ワニ+カメ」の呼び名ではなく、カメの一種だったのです。調べて見るとアメリカ原産で噛む力が強く、人に危害を加える恐れのある危険な動物(特定動物*1)のため、一般の人は、そう簡単には飼えないようです。

だんだんとワニガメに興味が湧いてくる私。我が子は「保育園の帰りに飛行機に乗ってアメリカに行って、ワニガメを捕まえてこよう!」と意気込んでいます。さすがにアメリカは遠過ぎるので、都内近辺で見ることができないか調べてみました。

 

どこでワニガメを見れる?

再び、Google先生に聞いて見ると、真っ先にヒットするのが横浜にある野毛山動物園のウェブサイト。都内からも1時間程度で行くことが出来るので、お出かけ先としてちょうど良さそうです。

 

www.hama-midorinokyokai.or.jp

 

すっかり行く気になって休日を待ちます。ところが待ちに待った休日は雨。天気が悪いと、急にお出かけの気持ちが失せていきます。もっと都内近辺で、愛しのワニガメに会えないものか。そこで、色々と探してついに見つけました。渋谷で、しかもなぜか植物園にワニガメがいるという情報を。

 

渋谷区の植物園、渋谷区ふれあい植物センター

そんな素敵な植物園の名前は、渋谷区ふれあい植物センター

公式サイトの説明によると、約500品種の植物を保有する屋内型植物園で、日本で一番小さな植物園だそうです。

 

交通アクセス

アクセスも非常に便利。JR渋谷駅 新南口より徒歩5分(東口からは徒歩12分)です。

 

 

場所は、渋谷と恵比寿の中間という感じです。近くに来ると、建物の入り口はこんな感じで、確かにこぢんまりとしています↙︎

 

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入園料と開園時間

そして料金も破格の1回100円。60歳以上と未就学児は、渋谷区外在住でもなんと無料です。年間パスポートは千円。渋谷区ってなんか色々と良い施設がありますね。

※最新の料金やプログラムは、必ず公式ホームページでご確認ください。

渋谷区ふれあい植物センター

 

ワニガメとの対面

 そして肝心のワニガメは、施設に足を踏み入れた瞬間、そこにいました↙︎

 

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見てください、この存在感。体格がとにかくがっしりしていて、すごく格好いいです。説明書きを見ていて、ワニガメというのは、「ワニのように噛み付くカメ」という意味だということも分かりました。

 

また、なぜ渋谷の植物園にワニガメがいるかですが、ペットとして持ち込まれたワニガメが巨大になり飼い主が扱いに困った結果、鍋島松濤公園に捨てたところを、渋谷区が特別に保護をしたというのが理由のようです。なんでも通常は殺処分されてしまうそうなので、飼育展示をしてくれている渋谷区には、感謝したいと思います。だから植物園にワニガメがいたんですね!

 

ちなみに、私がワニガメにすっかり夢中になっている間、我が子はワニガメには見向きもせず、隣の水槽にいたピラニアをずっと眺めておりました。君のためにわざわざ来たんだけどね、結局ピラニアの方が好きなんかい(考えて見ると、ピラニアもいるこの植物園、やっぱりすごい笑)。ちなみに植物園自体は、こぢんまりとしていますが快適で、まさに癒しスポットという感じでした。

 

番外編:上野動物園でもワニガメ!

それと子どもが大好きな場所No.1の上野動物園にも、もちろんワニガメはいます。

場所は、西園に位置する両生爬虫類館の入り口脇、オオサンショウウオの水槽の向かい側にあります。ワニガメが入っている水槽の上のモニターでは、ワニガメが魚をパクッと食べる瞬間の映像が流れていて、とても迫力満点。子どもも夢中で眺めていました。でも水槽の中のワニガメはリラックスしていて、なんだか可愛らしい感じでした↙︎

 

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ワニガメを都内で見たくなったら、渋谷区の植物園か上野動物園で見れるよ、というお話でした。 だからやっぱり東京が好き。今日はこの辺で。

 

ちなみに、そのほか都内の子連れのお出かけスポットとしては、渋谷のプラネタリウムが穴場感があってオススメです↙︎

www.liveasyoulikeintokyo.com

 

*1:)動物愛護管理法