東京で気ままに生きる

誰よりも東京が好き。そんな筆者が東京での暮らし(食、住、仕事、育児、お金、趣味)について徒然と語ります。

財布を持たない生活のメリット&おススメのマネークリップ

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皆さん、普段使ってるお財布って、どの位こだわりありますか?

このブランドじゃないと嫌とか、ちゃんとした社会人なら長財布持つべきとか、二つ折り財布が好きとか、色んなこだわりがありますよね。そしてお店に行けば、ありとあらゆる種類の財布が売っていて、どれを選べば良いのかとちょっと悩んだ経験がある方も多いかもしれません。そんな「どんな財布を持ったらいいのか?」という身近な問題に対して、私が実践している財布を持たないというソリューションを提案してみたいと思います。

 

  

財布の機能

まずはやっぱりそもそも論から。なぜ皆さん財布を持っているのでしょう?

財布って人前で結構目立つので、社会的、経済的、または、その人個人の特徴をあらわすモノとして注目される事が多いアイテムですよね。

実際に財布はほとんどの人が持っているので、「ハイブランドの財布を持っているこの私を見て!」とか、「黄金の財布で幸運を呼び寄せたい!」とか、持っているその人の考えを、意識的にせよ無意識にせよ、鏡のように映し出しているアイテムが財布だと思います。でも、こうした考え方って、どんなモノを持つのかを問題にしていて、私的にはちょっと古くて、格好良くないように感じてしまうのです。持っているモノで人の価値は決まらないし、自分の運命を決めるのは自分自身。人とモノの比較をすればキリがなくて疲れるし、もっと機能に注目してシンプルに考えた方が、みんな生きやすい世の中になるのではないかなと。

そうした社会経済的アイデンティティとしての財布はちょっと脇に置いて、財布の機能をすごくシンプルに捉えてみれば、財布とは①紙幣(紙)、②硬貨(コイン)、③諸々のカード類を常に持ち運ぶためのモノでしかないわけです。逆に言えば、これら3点の持ち運びさえ何かしらの方法で解決してしまえば、何も財布を持つ必要なんてない訳です。

 

財布を持たない生活のメリット

先に財布を持たないという選択をした場合のメリットを考えてみましょう。メリットがなければ、誰も財布を持つのをやめようなんて思わないですからね。

私は財布を持たない生活をかれこれ5年間ぐらい実践していますが、主なメリットとしては以下の5点に集約されるように思います↙︎

①財布を買う必要がなくなる。

まずはこれですね。当たり前ですが、財布を買う必要がなくなります。ブランド物の財布を買うために数万円かけていた人からすれば、その分のお金で別のモノを買ってもいいし、何かしら体験を楽しむために使ってしまっても良いのです。数年ごとに財布を選んだり、買うために時間を使うこともありません。財布を持っていないので、他の人と比べることもありません。これぞ節約&カッコいい

②財布をなくす心配がなくなる。

これも財布がないので当たり前ですが、財布をなくす心配が消えます。財布をどこかに置き忘れたと気付いた時の背筋が凍る感じは、誰しも一度は経験があるのではないかと思います。財布をそもそも持たなければ、あの感情を味わうこともありません。また、財布をカバンのどこに入れたか分からなくなったり、街中でスリの心配をする必要もなくなります。

③小銭に煩わされる事がなくなる。

個人差があると思いますが、私は小銭が苦手です。小銭で財布が一杯だと重くなってどんよりした気分になるし、使う時に数えたりするのも煩わしい。会計時にあと1円足りなかった時の残念な気持ちや、小銭を道路にぶちまけてしまった時の絶望感は、これからの人生避けることが出来るのであれば是非ともそうしたい。小銭から早く自由になりたいと思ってしまうのです。

④会計がスマート&時短になる。

これは追って説明するキャッシュレス決済を導入した際のメリットですが、何より会計がスマートになります。通常の現金決済では、買う方も売る方もお金を数えるという手間が発生します。お釣りを待っている時の「間」が手持ち無沙汰で、個人的には苦手です。電子マネーやクレカ、アプリなどのキャッシュレス決済なら、お金を数える手間がない分スピーディ。自分の時間もお店側の時間も、自分の後ろで会計を待つ他のお客さんの時間も節約することが出来て時短になります。

⑤カバンを持つ必要もなくなる。 

これは必ずしもイコールではありませんが、財布を持つことをやめるというアクションは、カバンを持つことをやめるアクションの第一歩となります。私の場合、財布を持つこととやめた結果、カバンに入れないといけないモノは何もないことに気付き、最終的にカバンを持つこともやめてしまいました。特に長財布を使っている人にとって、カバンは持ち運びのために必須アイテムだと思われるので、財布をやめることが、カバンの中に入れるモノを見直すキッカケとなり得るのです。 

 

まずはキャッシュレス化

財布を持たない生活に少しでもメリットを感じたら、早速実践してみましょう。やる事は第一にキャシュレス化、第二にキャッシュレス化、第三にキャッシュレス化です。 iPhoneユーザーであれば、WalletにSuicaとApple Pay対応クレカ(QUICPayやiD)を、スマホ決済としてOrigami PayやPayPay入れ、決済はすべて電子マネーかクレカ払いにしてみましょう。最初は現金を使わない事に少し戸惑うかもしれませんが、使っているうちに自然と慣れてきます。

 

社会全体の方向性としても、キャッシュレス化が今後急速に進んでいくことは間違いありません。経済産業省が2018年4月に公表した「キャッシュレス・ビジョン」によると、2015年の日本のキャッシュレス決済比率は18.4%。お隣の韓国や中国を始め諸外国と比べて、大きく遅れをとっていることがよく分かります↙︎

 

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(出典)経済産業省(平成30年4月)「キャッシュレス・ビジョン」p10

 

国は2028年までにこの比率を40%、さらに将来的には世界最高水準の80%を目指すとの目標を打ち出しているようです。このような方向性を先取りして、個人として先にキャッシュレス100%を実現してしまいましょう。

 

おススメのマネークリップ

とはいえ、残念ながら今の東京でも、現金が使えない場面には、まだまだ遭遇することがあったりします。なので、私としては財布を持つのはやめましたが、マネークリップだけは活用しています。マネークリップのいい点は、①紙幣(紙)に加えて、③諸々のカード類も一緒に持ち運べるという点。しかも財布と比較するとかなりコンパクトで、服にポケットが付いていれば、どこにでも入れておくことが出来ます。なお、緊急避難的に紙幣を持ち歩くために使うだけなので、小銭まで持ち歩く必要は全くありません。

 

 

財布を買うのに迷ったら、いっそのこと財布を持たないという選択肢もあるよ、マネークリップも活用すると生活が便利になるよというお話でした。 だからやっぱり東京が好き。今日はこの辺で。

 

ちなみに、 財布を持たない生活だけでなく、モノを減らして時間を作り、自分が好きなコトに集中する「ミニマリスト」生活も東京で実践中です↙︎

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