東京で気ままに生きる

誰よりも東京が好き。そんな筆者が東京での暮らし(食、住、仕事、育児、お金、趣味)について徒然と語ります。

休日にダラダラしたっていいじゃない。休みの日に休むということ。

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休みの日って本当にあっと言う間に過ぎて行ってしまいますね。ずっと待っていたのに過ぎ去るのは一瞬のこと。休日に家でダラダラと過ごすと誰しも後からちょっぴり後悔しそうになりますが、その必要はまったくないんだよ、ということを声を大にして伝えたいと思います。

  

  

休日の過ごし方

皆さん、休みの日ってどうやって過ごすのが好きですか?

アクティブに家族でアウトドアとか、友人と会って飲み会とか、ジムに行ったり水泳したりとか、百人百様、色々と素敵な過ごし方がありますよね。

私が一番好きな過ごし方は、「家でダラダラすること。何かした気にならずにボーッとすること」です。ええ、「それって何もしてないじゃん!」とアクティブな人からは非難され、また、普通の感覚だと「はぁ〜、休日を無駄にしてしまった。。。」と罪悪感を感じてしまいそうな過ごし方です。けれども、休日をダラダラと過ごすことについて、1ミリも罪悪感を感じる必要はありません。むしろ、私たちは休日にダラダラと過ごすべきではないか、共働き家庭であればなおさら、ということについて考えてみたいと思います。

 

そもそも休日って

やっぱり先ずはそもそも論から。そもそも休日って何なんでしょう?

辞書を見てみると以下の解説があり、これをみると①休む日と②祝日を足し合わせたものを休日と呼ぶということがわかります。

 

1 休みの日。業務・授業などを休む日

2 国民の祝日のこと(小学館デジタル大辞泉より)。

 

1=休む日、2=祝日ですね。そして、祝日はみんなでお祝いをする日なので、当然ながら休む日になります(2=1)。とすると、休日=「休む日」という答えが導けます。めでたし、めでたし。ん、でも、立ち止まってさらに考えてみると、一体何を休むのでしょう?

日本は法治国家、重要な事はすべて法律に書いてある国です。そして私はサラリーをもらう立場の労働者なので、労働者の味方と思われる労働基準法を見てみると、第35条に知りたかった事が書いてありました↙︎

 

(休日)

第三十五条 使用者は、労働者に対して、毎週少くとも一回の休日を与えなければならない。

2 前項の規定は、四週間を通じ四日以上の休日を与える使用者については適用しない。

 

ふむふむ、つまり、休日とは、使用者(普通は会社)との関係において労働から解放される日、つまり働かないで良い日ということですね。でもこれはあくまでも会社との関係の話。私たち共働き夫婦にとってみれば、「労働」とは、会社で働くことだけではありません。

 

子どもがいる共働き夫婦にとっての労働

そう、子どもがいる共働き夫婦の真の労働、それは家庭内での「家事・育児」です。男性の家事・育児時間が他の先進諸国と比べて少ないことを示していることで有名なのが以下の図ですが、それ以上に日本の女性の家事・育児時間の多さが目を引きます。

 

図 6歳未満の子供を持つ夫婦の家事・育児関連時間(1日当たり・国際比較)

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(出典)第1部 少子化対策の現状(第1章 5)|平成30年版 少子化社会対策白書(全体版<HTML形式>) - 内閣府

 

共働きかどうかに関わらず家事の総量が変わらないとすると、日本の1夫婦の1日当たりの家事育児時間は合計約9時間と推計出来ます(日本の女性の1日当たりの家事育児時間約7時間半と男性同約1時間半の合計)。我が家のようなフルタイムの共働き夫婦で家事育児を平等に負担すると、2人でちょうど半分で割って、1人1日約4時間半の家事育児時間です。

 

1日の労働時間が残業込みで約10時間、家事育児で約4時間半、睡眠で約6時間と仮定するとそれだけで計20時間。残りの4時間から通勤や食事、お風呂などの時間(そして愛しい我が子はすんなりとは寝てくれない)を除いていくと、睡眠時間を除いて、共働き夫婦が労働から解放される時間はほとんどないことが統計上からも分かります。実感としても、仕事、家事、育児から解放されて休める時間というのは、意識的に作らないと本当にありません。

そういう意味でも、ベビーシッターを使う、家事ヘルパーを使う、夫又は妻にお願いして交互にワンオペ対応してもらう、時短家電を導入する、親の手を借りる(我が家は両親ともに実家遠方なので最後の最後の手段)など、とにかくありとあらゆる手段を使って、仕事、家事、育児から解放されて休める時間を作り出すことは、極めて重要なのです。

休みの日は休もう

そして、休める時間を見つけたときには、身体も心も休むことが必要です。24時間、365日労働続きの生活だからこそ、仕事、家事、育児あらゆる労働から解放された時間を見つけたら、ダラダラすることが必要なのです。少なくとも自分にとっては。

我が家は、スペースこそ東京の狭いマンション住まいですが、部屋の中は非常に快適です。海外ドラマやドキュメンタリーが好きなので、Netflixも、Huluも、Amazonのプライムビデオだって、ソファーに寝転んでいつでも観れます。食べ物や水のストックも日本茶も紅茶もコーヒーもあります。料理を作るのに疲れたら近くの商店街で出来合いのものを買って来ても、家から出たくなければ、現代らしくウーバーイーツで出前を頼むことだって出来ます。お風呂もシャワーもあるし、家が狭いので、数メートル移動したらそこはベット。休むのに快適この上ない環境なのです。

なのでたまの休日は、労働から完全に解放されることはまれですが、「家でダラダラすること。何かした気にならずにボーッとすること」が大好きなのです。罪悪感を感じる必要なんて全くないし、無理して外出する必要もありません。たまの休日ダラダラ過ごしたっていいじゃない。いつもずうっと働いているのだから。

 

休みの日は、文字どおりシンプルに休もう、ダラダラしたって罪悪感感じる必要はまったくないよ、というお話でした。 だからやっぱり東京が好き。今日はこの辺で。 

 

ちなみに、ダラダラし過ぎてお出かけをしたくなったら、都内で子どもを連れてワニガメを見に行ったり↙︎

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渋谷のプラネタリウムに行ったりするのもオススメです↙︎

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