東京で気ままに生きる

誰よりも東京が好き。そんな筆者が東京での暮らし(食、住、仕事、育児、お金、趣味)について徒然と語ります。

英語をマスターするにはまず発音から。アイオワ大学のウェブサイト“Sounds of Speech”を使えば英語の発音が無料で学べる

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皆さん、正しい発音で英語を話せますか?

 

英語は得意だよという方もそうでない方も、日本人であれば誰しも苦手意識がそれなりにあるのが、英語の発音ではないでしょうか?

 

私が中学生ぐらいの頃は、発音記号のマークは試験に出るから何となくカタカナで暗記して分かるけど、実際にその音をどうやって発音することができるのかは分からないということがよくありました。

 

今思えば、発音記号を単に暗記するのではなく、自分の口や舌をどう動かせば英語の音(子音や母音)を正しく発音できるのかこそ、一番習いたかったことでありますが、今さら文句を言っても始まりません。何でも自習できるこの時代にあって、音声学(Phonetics)に基づく発音の基礎だって、もちろん今からでも無料で学ぶことが出来るのです!

 

 

発音の重要性

英語を勉強する際の「発音」の重要性については、まだまだ重視されているとは言えないのではないでしょうか。

 

「ネイティブみたいに英語をペラペラと話せるとカッコいい。」とは、みんな思っていても、英語学習というと英会話重視で、英語の音や発音を一から教えてくれるスクールはまだまだ少ないように思います。

 

では、なぜ発音が英語学習において重要なのか?

 

第1に、英語の発音ができるとリスニング力が上がります。

第2に、自分の発言が英語ネイティブに正しく伝わります。

 

このため、発音を学ぶことは非常に重要なのです。

 

発音を学ぶメリット①:発音ができるとリスニング力が上がる

 

発音を学ぶ1番のメリットは、リスニング力が上がることです。

 

「発音を学ぶのに、なぜリスニング?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。けれども、これは考えてみれば当たり前の事で、自分が発音できる音は、必ず聞き取れるようになります

 

発音を学ぶ➡︎音の出し方が分かる➡︎音が聞き取れるようになる

 

というわけです。大量の英語を聴き続けていたとしても、音の聞き取りができなければそれはただ雑音を聞いているのと一緒で、いつまで経ってもリスニング力は向上していきません。英語の発音を学ぶことこそ、リスニング力を上げる近道になるのです。

 

発音を学ぶメリット②:自分の発言が英語ネイティブに正しく伝わる

 

こちらは発音を学ぶメリットそのものですね。正しい発音ができれば、それだけ自身の英語が英語ネイティブにとっては聞き取りやすくなります

 

たまに、英語はカタカナ英語でも話す中身があれば聞いてもらえるといった主張を耳にすることもありますが、会話をしていて発音のせいで、英語ネイティブから何度も聞き返されたり、せっかく中身があるのに何言っているのか分からない、といった顔をされるのは経験的にもツライものです。

 

聞き取りやすい英語を話すということは重要なことで、これは日本語に置き換えればよく分かります。皆さんの周りにも、日本語を勉強中の外国人の方がいたとして、発音のせいで会話の途中に何度も聞き直さないといけないとしたら、多少のストレスを感じるはずです。

 

このため、英語の正しい発音を身に付けることで、自身の話を英語ネイティブに聞いてもらいやすくなります。なお、これはあくまで程度問題なので、発音を英語ネイティブのように完璧にしなければいけないということではありません。多少のなまりがあっても、聞き返されない程度の発音をマスターすることが大事ということです。

 

アイオワ大学のウェブサイト“Sounds of Speech”

発音を学びたい、と思った時に役立つのがアイオワ大学のウェブサイト“Sounds of Speech”です。

 

これはアイオワ大学が運営している無料のウェブサイトで、アメリカ英語の母音や子音の発音を、口の中の動きのイメージや外から見た口に動きと一緒に学べます

 

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サイトの使い方

①  “Sounds of Speech”にアクセスすると、以下のページに飛ぶので、画面一番下の“continue”を選択します↙︎

 

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②  次に、現在はサイトの具合が悪いらしく、IDとパスワードを入力するように求められるので、サイト上部(黄色の背景の部分)に自動で表れるIDとパスワードを、"Username"と"Password"のボックスの部分にそのまま入力します↙︎

 

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③  最後に言語を選択します。英語、ドイツ語、スペイン語を選択出来るので、英語の発音を学ぶには、一番左の“English”をクリックします↙︎

 

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④  後は自由に、発音を学びたい子音と母音、有声音(voiced)と無声音(voiceless)を選択して、色々な発音を学んでみましょう。動画の矢印をクリックすることで、唇や口の中の舌の動き、外から見た時の表情なんかも分かる優れものです。

 

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私はこのサイトに出会ったことで、本当の意味で発音記号の意味が分かるようになりました。 

 

本で学ぶなら

発音については上記サイトだけで十分だと思いますが、発音について日本語で書かれた本で学びたいという場合には、少し古い本ですが、松澤喜好氏が書いた英語耳が個人的にはオススメです。

 

英語耳[改訂・新CD版] 発音ができるとリスニングができる

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グーグル検索も発音の勉強に役立つ

また英語の発音を身に付けた後も、新しい単語に出会う度に意味だけでなく、発音も一緒に覚えてしまう方が効率的です。

 

そんな時に頼りになるのがやっぱりGoogle先生。調べ方はいたって簡単。

 

発音を知りたい単語があったら、その単語を打ち込んで検索するだけです。

例えば、"supervisor"(上司/監督)の発音を知りたければ、検索窓に”supervisor”と打ち込んで検索するだけ。

 

違うサイトがヒットするようであれば、“調べたい単語 meaning”と打ち込むと、ほぼ確実に調べたい単語の発音が一緒に見つかります。後は発音ボタンをクリックすれば、ネイティブの発音を音で聞くことができます↙︎

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英語をマスターするには発音がとにかく重要だよ、アイオワ大学のウェブサイトやGoogle検索で発音を簡単に学べるよ、というお話でした。だからやっぱり東京が好き。今日はこの辺で。

 

関連記事です。このほか、英語力を上げるためには、英語の原著(洋書)を買って読むことにもメリットがたくさんあります↙︎

 

www.liveasyoulikeintokyo.com

 

また、英語の演説を聞いて、楽しみながら英語を学ぶという方法もあります↙︎

 

www.liveasyoulikeintokyo.com